メガネくんのブログ

何となく日々思ったことを書いていくブログです。教育や本の感想なんかも書いてます。表紙の画像は大体ネタです。

人生論

もし、明日死ぬとして、一言だけ我が子に遺言を残すとしたら

本を読んで考えたこと。 ランキング参加中読書 『冒険の書』という本を読んだ。 冒険の書 AI時代のアンラーニング 作者:孫 泰蔵 日経BP Amazon この本を読んで考えさせられたことはたくさんある。多分別のブログで書くだろう。 今回紹介するのはタイトルにも…

子どもたちへの想い

本の感想。 『ルポ教育虐待 毒親と追いつめられる子どもたち(おおたとしまさ)」という本を読んだ。 ルポ教育虐待 毒親と追いつめられる子どもたち 作者:おおたとしまさ ディスカヴァー・トゥエンティワン Amazon 教育虐待、毒親、教室マルトリートメント…教…

Million Films

娘の話。 先日1歳半の娘と2人で公園に遊びに行った。 歩き始めるのが遅かった娘なのだが、歩き始めてからは楽しくて仕方のないようで、抱っこや手繋を拒否して歩き回る。 季節柄、公園内にはどんぐりがたくさん落ちている。それをまるで宝物を見つけたと言…

美化される偉人、ヘレン・ケラーによる障がい者への呪縛

本の感想。 ランキング参加中読書 『目の見えない私がヘレン・ケラーにつづる怒りと愛をこめた一方的な手紙(ジョージナ・クリーグ/中山ゆかり)』という本を読んだ。 目の見えない私がヘレン・ケラーにつづる怒りと愛をこめた一方的な手紙 作者:ジョージナ・…

亀には亀の苦労がある

本の感想。 ランキング参加中読書 タイトルは『自閉症の僕の七転び八起き(東田 直樹)』という本にあった一文。 自閉症の僕の七転び八起き (角川文庫) 作者:東田 直樹 KADOKAWA Amazon 支援者が成果だけに注目しがちなのは、毎日やっていると、練習が当たり前…

誰かを認める人になる

できないことを責めるのか、頑張ったことや挑戦したことを認めるのかという話。 という本を読んでいる。 子育てコーチングの教科書 作者:あべまさい ディスカヴァー・トゥエンティワン Amazon その本の中で心に残っているフレーズがある。 「世の中には 2種…

わたしがあなたを好きな理由

子どもの保育園の話。 ランキング参加中教育 長女の6年間にわたる保育園生活が終わった。 最後の連絡帳には先生からのこんなコメントが書いてあった。 ●●ちゃんの笑い声にたくさんパワーをもらいました。 ●●ちゃんの頑張る姿もふくれっつらも笑顔も全部●●ち…

蘇る黄金の時代

久しぶりに会った前の職場の方々の話。 コロナも落ち着いてきて自粛ムードも落ち着いてきた今日この頃。 コロナ禍の中で結婚された先輩のお祝いパーティーが開催された。 まるで同窓会みたいな雰囲気の中、盲学校で一緒に働いた懐かしい思い出話に花が咲く。…

越えられない壁に挑むためには

壁の話。 ランキング参加中教育 あなたは壁にぶつかったときにどうするのか? 「頑張る」「努力する」といった力技で真正面から挑む? 壁を乗り越えるために頑張るのは大変だから逃げ出す?別の道を探す? 自分の力だけでは難しそうだから周りの力を借りる?…

栄光の時代はいつなのか?

人生の話。 『はじめての哲学』という本を読んでいて、「なんのために生きるのか?」というような問いかけに対して、スラムダンクの「オレは今なんだよ‼︎」というセリフが浮かんできた。 はじめての哲学 (岩波ジュニア新書) 作者:藤田 正勝 岩波書店 Amazon …

あいさつ・がまん・思いやり

仕事の話。 ランキング参加中教育 先日、支援学校の中学部へ高等部の先生に来てもらい話をしてもらう機会があった。 義務教育ではなくなること 卒業したら社会へ出て仕事をするために勉強する場であること 年齢に伴い心身が成長し、大人になる時期であること…

生まれた時と亡くなる時

法事の話。 先日に祖父の三周忌と祖母の一周忌を兼ねた法事があった。 毎回同じ和尚さんが読経と説教をしてくれる。 そしていくつかあるネタも聞き慣れてきて、どんな話が覚えてきてしまった笑。 (余談だが、昨年から統一教会の新ネタが増えてきた。もう2…

それは本が憂鬱を呼ぶのか、それとも…

今週のお題「やる気が出ないときの◯◯」から 僕は母親のススメで小学生の頃から村上春樹を読んでいた。特に『ねじまき鳥クロニクル』は文字通りカバーが擦り切れるほど繰り返し読んだ。 ねじまき鳥クロニクル―第1部 泥棒かささぎ編―(新潮文庫) 作者:村上春…

僕たちがつけている見えない色眼鏡を外すために『ジェンダーと脳』

本の感想。 ランキング参加中読書 『ジェンダーと脳ーー性別を超える脳の多様性(ダフナ・ジョエル/ルバ・ヴィハンスキ)』という本を読んだ。 ジェンダーと脳――性別を超える脳の多様性 作者:ダフナ・ジョエル,ルバ・ヴィハンスキ 紀伊國屋書店 Amazon 要約す…

自分でやってしまう病を克服したい

仕事の話。 今の職場も3年目。 3年目ともなるといろんな仕事が降りかかってくる。 いろんな無理難題も降りてくる。 全部を自分でやりたい訳ではないのだけれど、新しい事業でどうしたらいいのか自分でもわかっていないことを人に振るのは心苦しいこともあ…

子どもの心を忘れない

子育ての話 テレビ見過ぎ! ゲームやりすぎ! 遊んだら片付ける! 早く寝る! 好き嫌いせず食べる! 親の立場で子どもたちに注意する。 そんな場面は日常茶飯事だ。 もちろん子どもが憎くて注意するわけではない。 子どものためを思っての注意だ。 でも、ふ…

知るとやってみるの間の無いようで有る深い溝と高いハードル

どうやったら人は動くのかについての話。 Twitterで役立ちそうな教材があったら作ってみる。 都道府県をいろんな角度から学ぶためのスライドを思いついたら作ってみる。 Googleフォームが便利だと聞いたら作ってみる。 Googleフォームで小テストが簡単にでき…

消えたもったいないお化け

もったいないお化けの話。 チャハーンの中に入ったネギが嫌だと駄々をこねて全てをほじくりだしてたべる息子を見ていると、自分の小さかった頃を思い出す。 僕はエビが嫌いで、学校の給食に出てくるヤツを最低限咀嚼して牛乳で流し込む以外は全く口にしない…

教員の個人事業主的な多様性や個人性は働き方改革に生かせるのか

本の感想。 ランキング参加中読書 『誰が「働き方改革」を邪魔するのか(中村 東吾)』という本を読んだ。 誰が「働き方改革」を邪魔するのか (光文社新書) 作者:中村 東吾 光文社 Amazon 働き方改革や働き方のダイバーシティ:多様性は好もうと好まざろうと確実…

「黄色い服を着ればいいじゃん」という発言のもやもや

Twitter上で点字ブロックを塞いだり、歩きスマホで白杖を持つ視覚障がい者が気付かれずにぶつかったりすることについて、『視覚障害の方には健常者が共通で認識できる色の服を着てもらうとかは難しいのでしょうか?例えば黄色とか。。』というツイートがあっ…

大切ことはなかなか見つからないし、ましてや学校経営計画には載らない

仕事の話。 信頼できるベテランの方が退職された。 「それはちょっとおかしいんじゃないかな」 「その理由はちょっと納得できない」 流れてしまいそうな雰囲気に呑まれず、きちんと自分の芯を持って対応し、僕たちが何を大事にしなければならないのかを問い…

必要な人に届かなければ絵に描いた餅でしかない

本の感想。 ランキング参加中読書 『風俗嬢の見えない孤立(角間惇一郎)」』という本を読んだ。 風俗嬢の見えない孤立 (光文社新書) 作者:角間 惇一郎 光文社 Amazon 風俗が貧困女性のセーフティネットと言われている。だが実態は違うそうだ。風俗店側は、キャ…

逃げてもいいんだよと声を大にして叫ぶ

本の感想。 ランキング参加中読書 『にげてさがして(ヨシタケシンスケ)』という本を買った。 にげてさがして 作者:ヨシタケシンスケ 赤ちゃんとママ社 Amazon 自分で読みたかったのもあるが、泣きそうになりながら「我慢しないと」が口癖の娘に読んで欲しか…

安牌のメガネという敬称

大学生の頃、4年近く付き合っていた彼女がいた。 最終的には僕の一方的な理由で別れたのだけれども、その子と付き合っている間に世間一般で束縛されることはなく、大学やバイト先の友だちや後輩と遊びに出かけることがよくあった。 僕は甘いものが好きで、…

夢とは…僕たちは何のために生きるのか

本の感想続き。 ランキング参加中読書 ここではないどこかに、自分の居場所や働きがいのある職場を探しているあなたへ (中経出版) 作者:秋田 稲美 KADOKAWA Amazon 太郎さんには、夢がありました。 その夢のために、太郎さんは一生懸命働きます。 寝る間を惜…

2番手補佐役への望みと求められるリーダー像

自分についての話。 僕は、自分自身を組織の2番手ポジションで、リーダーの補佐役が適していると思っている。 悪く言えば優柔不断、良く言えばアイデアマン。 フットワークは比較的軽い。 多分周りのみんながやったらいいと思いつつ手をつけてないような仕…

冷静にバランスを取る立場は、圧倒的な感情の激流に抗えるのか

バランスについての話。 僕自身は中間管理職時代の影響から、誹謗中傷があるとさりげなくフォローをしたり、ポップな笑いに変えて話したりする癖がついてしまった。 バランスを取ってしまう習性 - メガネくんのブログ 最近は中間管理職的ポジションからちょ…

働いたら負けというか働かないのが勝ち組という風潮

僕は支援学校で働く、いわゆる教育公務員である。 公務員になるには試験に通る必要があり、僕も教員採用試験というのを突破して今の職についている。 「公務員や教員は世間を知らない」とはよく言われる言葉だが、その原因の一つに公務員の仕事にノルマや生…

まだ見ぬ転勤を夢見ていたあの頃

今週のお題「引っ越し」より。 もう3月。 出会いと別れの季節だ。 学校の引っ越しならぬ転勤の時期…。 教員という職業柄、毎年この年度末の時間には、それなりの別れがあるのだが、前の職場は都合10年間お世話になった。 盲学校という特殊な専門性が求め…

黄色い帽子のおじさんになりたい

ストレッチマンではない。 おさるのジョージの話である。 おさるのジョージは知っていたけれど、子どもができるまでテレビでおさるのジョージを観たことはなかった。 最近は毎週土曜日にEテレで観ている。 ジョージははっきり言って無茶苦茶だ。 イタズラや…