メガネくんのブログ

何となく日々思ったことを書いていくブログです。教育や本の感想なんかも書いてます。表紙の画像は大体ネタです。

2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

考えられない大人たち 神戸市小学校教員のイジメ事件を振り返って

まずはじめに、イジメという言葉について。 すごくふわふわした言葉だし、本人がイジメを受けたと思ったらイジメというのもなかなかにわかりにくい。 イジメの問題は、イジメではなく、傷害や暴行、盗難、恐喝といった個別の内容が犯罪にあたるかどうかとい…

何をやっても大抵人並み以上にできるという悩み

高校からの友だちと飲んでいた時の話 悩み相談として聞いたのが、この話だ。 曰く、 仕事でも大抵のことは自分で調べて人並み以上にできる。 でも1つのことを突き詰めている訳ではないから、本物のプロフェッショナルには敵わないという負い目がある。 自分…

グッバイメガネ

今朝気付いたときには、僕のメガネは壊れていた。かれこれ3年ほどお世話になった、クーポンを使って実費500円で購入したメガネだ。 先週お尻に踏んづけてハズキルーペ状態になったときには、つるが折れてしまったが、まだかすかにつながっていて瞬間接着剤で…

意志の力

先日の文化祭の話で出会ったある少年の話。 発表は学年全員の合唱だった。 向かって左側が女子、右側が男子に別れ、全員が壇上に並び、中央手前の指揮者の方へ向きを変える。 ところが、前列端の少年二人は示し合わせたように前を向いたままだ。 そして合唱…

厳しくすることと信頼することその狭間で

先日、交流教育の一環として近隣中学校の文化祭を見学した。 遡ること約20年、思い返せば当たり前だったはずなのに、生徒数が多いのにはっとさせられる。そうだ。盲学校は生徒数が少なくて、教員が多いので、その感覚が日常になってしまっていたのだ。 1…

「省エネでいこう」文化祭の取り組みから

文化祭に向けての取り組みが進んでいる。 支援学校では、文化祭や体育大会は1ヶ月くらい前から毎日のように練習があり、子どもも大人も練習のしすぎと追い込みすぎでしんどくなってしまうこともある。割とある。 熱の入った教員による叱咤激励やお説教なんか…

村上春樹症候群

夏休みがはじまる前くらいからなんだか気分が晴れなくなった。 最初は少し大きな実践発表の仕事が終わったから疲れていたのかもと思っていた。でも8月が終わってもまだそのままだった。 そう、これは定期的にくる「あれ」だ。 僕はこれを「村上春樹症候群」…

温故知新と主体者は誰か『視覚障害教育の源流をたどる』

『視覚障害教育の源流をたどる 京都盲啞院モノがたり(岸博実)』を読んで思ったこと。 視覚障害教育の源流をたどる――京都盲唖院モノがたり 作者: 岸博実 出版社/メーカー: 明石書店 発売日: 2019/08/05 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブ…

『ケーキの切れない非行少年たち』自尊感情はそれほど必要なのだろうか

宮口幸治さんの『ケーキの切れない非行少年たち』を読んで思ったこと。その2。 その1はこちら『ケーキの切れない非行少年たち』人間はなかなか相手の立場に立って考えられない - メガネくんのブログ。 ケーキの切れない非行少年たち (新潮新書) 作者: 宮口…

『ケーキの切れない非行少年たち』人間はなかなか相手の立場に立って考えられない

宮口幸治さんの『ケーキの切れない非行少年たち』を読んで思ったこと。 ケーキの切れない非行少年たち (新潮新書) 作者: 宮口幸治 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2019/07/12 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 子どもが壁にぶつかる、勉強がわか…

「地図をもって支援しよう」

僕が関わる視覚障がいに限らず、特別支援教育では現在の子どもに寄り添った支援や指導が不可欠なのは言うまでもない。でも、現在のその子や現在自分が関わっている学校、学部、学年のことだけを見ていていいのだろうか。 子どもを大きな海を航海している船に…

ブログ再開します

しばらく休んでいましたが、そろそろ再開します。 7月くらいからなんだかやる気の出ない時機に入ってしまい、最近抜け出せましたので。 ところでHUNTER×HUNTERはいつ再開するのか…。