メガネくんのブログ

何となく日々思ったことを書いていくブログです。教育や本の感想なんかも書いてます。表紙の画像は大体ネタです。

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

卒業式で思ったこと

今年の卒業式の退場のとき、担任していた生徒がボソッと「俺って(今年の)4月から結構変わってんな」と言った。 その子は4月から比べてすごく変わった。 多くの人は自分が変わりたい、もっと良くなりたいと心の底では思っている。 でも現実は思うように上…

『ムーブ ユア バス』ランナーがいない組織はどうなるのか

「ムーブ ユア バス(ロン・クラーク/橘明美)」 という本を読んだ。 ムーブ ユア バス 作者: ロン・クラーク,Ron Clark,橘明美 出版社/メーカー: SBクリエイティブ 発売日: 2016/04/23 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 組織の話だ。 組織が…

熱中することは悪なのか「読書は良くてゲームはなぜダメなのか?」

世の中は不公平だ。 勉強はすごく良くて、読書や運動、スポーツは良くて、でもゲームやマンガやダラダラ昼寝するのはダメだ。 何が良くて何が悪いのかは置いておいて、子どもたちはやりたくもないのに、「勉強しろ!」「本を読め!」「身体を動かせ!」と大…

備えておかないと動けない 事故対応の経験から

昔、交通事故、ひき逃げの現場に遭遇したことがある。 そのときは周りにいた人たちと一緒に被害者の方を道路の脇に移動させた。 職場でやっている救急救命講習が役に立ち、意識の確認や呼吸の有無なんかも確認できた。 手分けして消防と警察に連絡した。 僕…

多様性を受け入れる難しさ 多様性は、多様性自体を否定する意見も含むべきなのか

先日、第3回京都ふれeyeブラインドマラソンからふと考えた話。 2時間弱かけて10キロを完走した高齢の全盲男性。沿道からは最後まで声と拍手で応援し、閉会式を中断しての拍手。 暖かく受け入れる雰囲気がすごく良いなぁと感じた。 感動のシーンだった。 そん…

『考える障害者』どうすればいいのか答えはまだ見つからないけど、お互いのことを知ることがスタートなんじゃないか

ホーキング青山さんの「考える障害者」という本を読んでからモヤモヤ。 考える障害者 (新潮新書) 作者: ホーキング青山 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2017/12/14 メディア: 新書 この商品を含むブログ (1件) を見る 健常者という人たちばかりに障がいに…

バランスを取ってしまう習性

中間管理職の地獄の3年間を経て、自分の感覚が良くも悪くも変わってしまっていることに気づいた話。 まず組織のリーダーとして働かないといけないの全体をみないといけない。 自分個人の損得ではなく、組織や学校全体のことを考えて動くようになった。 損す…

あかんかった人もまぁなんとかなるもんだ

先輩教員教員から誰も助けてくれなかった話の続き。 前の話はこちら いざという時には誰も助けてくれない - メガネくんのブログ その先輩とはプライベートで付き合いもあった。 交友関係の広い人だった。 その交友関係を活用して、自分の正当化と僕への批判…

いざという時には誰も助けてくれない

数年前の話。 幸か不幸か僕は二十代で中間管理職のようなポジションに任命されてしまった。 拒否権はなかった。 学校という組織の中で、20人ほどをまとめないといけない立場だ。でも僕より年配の人が大半という状況。 教員というのは不思議な職業だ。 子ども…

自由は不自由 考えるのって難しいし大変だけど大切

自由についての話。 自由って難しい。 「何でもかんでも自分のやりたいようにしてもいい、他人に迷惑をかけてもいい、何でもかんでも俺様の思い通りだー!!」ということじゃない。 まぁそうするのも自由なんだけど。 あくまでも、自由が認められるのは社会…

「あなたは他人に迷惑をかけて生きているのだから、他人のことも許してあげなさい」

「あなたは他人に迷惑をかけて生きているのだから、他人のことも許してあげなさい」これはインドのことわざらしい。 インドでは「あなたは他人に迷惑をかけて生きているのだから、他人のことも許してあげなさい」と教えるそうです。伊坂幸太郎さんの終末のフ…

何かをやめるということは、何かをはじめるということだ

「何かをやめるということは、何かをはじめるということだ」というツイートから思った話。 僕たちには当たり前のように、普通にやっていることがたくさんあると思う。 仕事も、学校も、宿題も、家事も、友達づきあいも。 でも、人間にはそれぞれキャパシティ…