子育ての話
テレビ見過ぎ!
ゲームやりすぎ!
遊んだら片付ける!
早く寝る!
好き嫌いせず食べる!
親の立場で子どもたちに注意する。
そんな場面は日常茶飯事だ。
もちろん子どもが憎くて注意するわけではない。
子どものためを思っての注意だ。
でも、ふと我にかえる。
そういえばテレビがついていたら何を言われても聞かずに夢中で観ていたな(これは妻もそうだったみたいで実家で指摘されていた)。
ゲームは「やめなさい」「終わりなさい」と口うるさく注意されるから、布団に潜り込んで寝たふりしてから、隠れてゲームボーイをやっていたな…
夜中にテレビにイヤホンをつけて真っ暗な中でプレステをしていたのを父親に見つかってケーブルを隠されたなぁ。あの後、ゲームショップへ行ってケーブルをこづかいで買って、ゲームができなくて凹んでいるフリをしながら夜中にこっそりゲームしているのが見つかって滅茶苦茶怒られたなぁ笑
おもちゃは出しっぱなしで、興味がうつるままに遊んだり、いろんなおもちゃを自分のレゴワールドに取り込んで遊んでごちゃごちゃになっていたなぁ(なのに母親からは片づけなさい!と叱られ、強制的に片付けられては泣いていた)。
早く寝なさい!と言われてもなかなか寝れないから「寝られへんし!」と怒っていたなぁ。
好き嫌いしまくっていたなぁ。なんならエビは今も食べないしなぁ笑
なんて思う。
チャーハンの中に入ったネギをすべて掻き出して避ける息子の姿を見ながら。
チャーハンに入ったカニカマをすべて掻き出していた自分の幼い頃を連想する。
コロッケなんかは、エビやカニが入っていると疑って(実際に「入ってないよ〜」という母親の言に騙されたことが何度かあった)、誰かが口をつけて中身を確認するまでは手をつけなかったし。
親の立場になって、子どものそんなこと全てを許容できる訳ではないけれど。
でも子どもの気持ちを忘れてはいけないと思う。
まぁ大人になってもなるようにしかならないしねと自分を振り返りながら。
幼い頃の自分と瓜二つの行動をとる娘と息子を見て苦笑いしながら。