先輩教員教員から誰も助けてくれなかった話の続き。
前の話はこちら
その先輩とはプライベートで付き合いもあった。
交友関係の広い人だった。
その交友関係を活用して、自分の正当化と僕への批判をはじめた。同じ職員室の空間の中で自分の悪口が聞こえてくるのは嫌なものだ。
その頃から仕事に行くのが苦痛になった。
毎朝起きてからが憂鬱だった。
でも職場の相談できる人はその先輩と繋がっている。「下手に相談して信頼できるその人たちに迷惑をかけてはいけない。板挟みにさせたくない」という思いがあって、ほとんど誰にも相談しなかった。
飲み会も断るようになった。
ちょうど自分の娘が生まれた時期だった。
その先輩が監督をしている部活も最低限しか参加しなくなった。
何かに娘を理由にしては断った。
でも理不尽に怒られている子どもたちをフォローしてあげないととも思い、部活も完全には断らなかった。
もうその先輩とは無理だと思った。
なんせ顔を見るだけでお腹が痛くなる。
ストレスチェックの結果から、学校医のカウンセリングも受けた。
「要は気の持ちようですよ」と言われた。
全然役に立たなかった。
とまぁここまで書いてきたけど、実は今はまぁなんとかなっている。
それなりに話もできる(相変わらず向こうは上から目線で普通に話しかけてくる)。
その人のことを観察して、その器の小ささに気づいたことも
徹底して避けて距離を置いたこともある。
いろんな人に相談したことも
相談した職場の人たちが、意外とその先輩教員のことをよく思っていなくて、一緒に愚痴を言い合ったらすごくスッキリしたことも
職場内での働く場所が変わったことも
時間がたったのことも
たくさんの人と愚痴を言い合ったことも
いろいろあって、昔のように仲良くとはなりませんが、まぁなんとか話せるくらいにはなりました。
向こうのスタンスは昔から変わらずで、それには苦笑してしまうんだけど。
人間なんとかなるもんですね。
あの時は絶望しかなかったけど、まぁそこで終わらなくてよかった。
なんとかなるかもしれないので、諦めずに待ちましょう。時間のパワーは偉大。意外と人間なんとかなるもんです。相談や愚痴は積極的にした方がいいですよ。
という話でした。