「0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる学ぶ人と育てる人のための教科書(落合 陽一)」 からスタートした2019年の読書生活を振り返ります。
現時点で読んだ本は147冊。昨年の134冊越え。でも子ども向けの視覚障がい関係の本で冊数を稼いだ感がありますが笑
ちなみにこんなふうに読書を管理しているのはビブリアというアプリのお陰。バーコードをカメラで読み取るだけで登録できて、本ごとに読んだ日付やメモ(もともと載っている本もある)、感想、評価(五つ星まで)をつけられて、しかも日付や本や著者の名前、評価順に並び替えもできるアプリです。
昨年からの傾向で、視覚障がい教育へ熱が高まったのと、点字技能試験を受けたこともあって視覚障がい関係の本が多かったですね。1番印象に残っているのは「見えない私の生活術(新納季温子)」 かなぁ。見えない人のリアルな生活の感じが分かるのがおすすめ。
他は「暗闇から世界が変わる ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパンの挑戦(志村真介)」 とか「さわる文化への招待(広瀬浩二郎)」 とか「わが盲想(モハメド・オマル・アブディン)」 とか。アブディンさんの本が1番面白かったなー。
こちらにブログも『暗闇から世界が変わる ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパンの挑戦』目が見えないということ、耳のいい視覚障がい者はずるい - メガネくんのブログ
新書は安定してる読んでいたけれど、気づいたら心理関係や障がい関係が多い。
「考える障害者(ホーキング青山)」 にはいろいろと考えさせられた。
『考える障害者』どうすればいいのか答えはまだ見つからないけど、お互いのことを知ることがスタートなんじゃないか - メガネくんのブログ
また2016年ベストの一冊だった「マインド・コントロール増補改訂版(岡田尊司)」の岡田尊司さんの本、「発達障害と呼ばないで(岡田尊司)」、 「愛着障害(岡田尊司)」 、「境界性パーソナリティ障害(岡田尊司)」 と今年は3冊も読んでいた。岡田さん守備範囲広すぎです。
「ケーキの切れない非行少年たち(宮口 幸治)」 は社会的にもヒットした本で、内容は以前参加した研修で知っていたけれど、いろいろな人におすすめした本。
『ケーキの切れない非行少年たち』人間はなかなか相手の立場に立って考えられない - メガネくんのブログ
『ケーキの切れない非行少年たち』自尊感情はそれほど必要なのだろうか - メガネくんのブログ
障がい関係だと、性教育の本もたくさん読んだけれど、「発達障害(平岩幹男)」 がいろいろなことがコンパクトにまとめられていて入門としてすごくおすすめでした。
「中学生になったら(宮下聡)」 は中学生や中学生に関わる人にぜひ読んでほしい一冊。
僕たちは子どもにどうなってほしいのか『中学生になったら』 - メガネくんのブログ
読書のブログもいろいろ書いてますねぇ。
小説だと「羊と鋼の森(宮下 奈都)」と「サブマリン(伊坂 幸太郎)」、「コンビニ人間(村田 沙耶香)」 の3冊かな。宮下さんのは本はすごく居心地のいい感じ、主人公や双子の姿に少し遠ざかってしまった青春を思い起こす。伊坂さんの安定した文体は居心地がいいし、村田さんの描写の鋭さはドキュメンタリー映画を観ているような気にさせられる感じ。
さて、昨年は「10年後の仕事図鑑(堀江 貴文/落合 陽一)」との接戦を制して、 「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている(ふろむだ)」 が2018年ベストに輝いたのですが、今年のベストを考えます。
さてさて、
今年のベスト候補ですが、ノミネートされたのは、『ホモ・デウス』『エッセンシャル思考』『ファクトフルネス』『ムーブユアバス』の3冊になります。
FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
- 作者:ハンス・ロスリング,オーラ・ロスリング,アンナ・ロスリング・ロンランド
- 出版社/メーカー: 日経BP
- 発売日: 2019/01/11
- メディア: 単行本
それぞれブログでも感想を書いています。
『ホモ・デウス』僕たちは虚構を信じて生きている - メガネくんのブログ
『ホモ・デウス』理由は星の数ほどあるけど、正解はその人の中にしかない - メガネくんのブログ
『エッセンシャル思考』それでも選ぶのは難しい - メガネくんのブログ
『ムーブ ユア バス』ランナーがいない組織はどうなるのか - メガネくんのブログ
社会科教員としては、「ホモ・デウス」や「ファクトフルネス」も気になるところですが…
実生活で一番人にお勧めした回数が多かったので「ムーブユアバス」にさせてもらいます。
誰かランナーやジャガーがたくさんいる職場へ僕を連れて行ってくれないかなぁ笑
これは切実な想いですよ!
まぁ無理なんで自分にできることからコツコツやるしかないんですけど。
2020年はどんな本と出会えるのでしょうか。
小説の冊数が少なくなってきてるので(ネット小説はカウント外だけど意外と読んでる)、素敵な小説に出会えますように。
後は積ん読の本20冊くらいを少しずつ片付けて行こうかなぁ。
新書は心理、障がい、福祉、社会科関係の本が多いので、「生物と無生物の間」みたいな関係ない分野でクリティカルヒットになる本と出会えたらいいなぁ。
みなさんのおすすめの本がありましたらぜひ教えてください。