今日は認定こども園に通う3歳の娘と1歳の息子の生活発表会だった。
以前のブログ、うちの娘のこども園の話「地味だけどすごい」 - メガネくんのブログでも紹介したことがあるのだが、うちの園の発表会は地味だ。
劇の衣装もないし、息子は乳児0歳児クラスということもあり、日常の遊びの中でやっている動物探しという内容。予行はやっているようだが、何かを教え込んでやらせることはほとんどなく、普段の園での生活そのままの内容だ。
1歳児クラスもそんな感じで、片方は散歩の中のどんぐり拾い、片方は家庭で作るマイ人形との遊びだ。
娘の3歳児クラスから、ちょっと劇っぽい内容になってくる。とは言っても衣装は無しで、ちょっと背景が出てくるくらい。
題材は『こんたのおつかい』と『こんた、バスでおつかい』という絵本
キツネのこんたくんがおつかいで、言ってはいけない森のみちや、乗ってはいけない青いバスに乗って怖い目に合うという内容。
子どもたちはこんたになったり、鬼になったり、お化けになったりして登場する。
内容は子どもたちとの遊びの中で膨らましていく感じで、原作とはちょっと違う。
この絵本遊びは、普段の遊びや秋祭りの取り組み、芋掘り大会後の焼き芋大会なんかとリンクしていて、普段から絵本に出てくるお揚げ屋さんを通してお店屋さんごっこをしていたり、子どもたちのグループの名前(自分たちの好きなものから選ぶ)がてんぐとか、かさおばけになったり、自宅でマクドの茶色紙袋を「こんたのおいなりさん作る!」と娘がハサミでチョキチョキやり出したりと、やらされてるんじゃなく、子どもたちが楽しんでやっている雰囲気が伝わってきてよかった。
先生たちの関わりも「ちゃんとさせよう」ではなくて、恥ずかしかったら緊張したりでできないことも多いけど暖かく見守ってねというスタンスで、いい感じ。
衣装や背景、小道具で場を整えて魅せたり、観客のために台詞を繰り返して練習して教え込むげきもあるけれど、
子どもたちとの一緒に創っていく日常の中そのままの劇はどうでしょうか。