娘の話。
今朝、娘が珍しく早起きし、こちらがなにも言わずとも着替えはじめ、朝ごはんを食べ、洗顔や歯磨きを終えると、「確認しないと!」と朝のやることリストを自らチェックしていた。
リストを確認し終えると「やること全部終わったので、フリーレンの動画見せてください」と妻に交渉していた。
どうやら録画できていなかった金曜ロードショーで上映していた『葬送のフリーレン』をTVerで観たいあまり、素早く行動していたようだ。
うちの7歳、小学1年生の娘は漫画が大好きで、毎週、週刊少年ジャンプを愛読している。
もちろん意味のわからないものもあるのだろうけれど、漫画と見れば手当たり次第に読むし、時折、難しくて最言葉の意味を尋ねてくる。
妻が持っている『ちはやふる』や『SPY×FAMILY』、『葬送のフリーレン』も読んでいる。その流れでアニメにも興味が出てきているのだ。…残念ながら少年ジャンプを読んでいる小学1年生は周りにはいないようだけれど。
そして、娘は漫画を読んでいたり、テレビ番組を見ていたりす?間は没頭していて、周りの言葉が耳に入らない。
それで「聞いてるの?!」や「一旦漫画置きなさい!」「もうテレビ消すよ!」とよく注意されているのだが、それは僕が幼い頃に母親から注意されていた様子そっくりで叱りつつも「仕方ないよなぁ」と感じてしまう。
漫画やアニメに夢中になると話を聞かないと困るのだけれども
でも「読みたい!!!」「見たい!!!」という強い目標があるお陰で、「どうやったら読めるのか」を考えて行動するようになる。
親の目を盗んで隠れて読んだり見たりすることもできるけれど、見つかれば叱られるし、しばらく漫画やテレビを禁止されるリスクもある。
それの失敗を経験した上で、今回は朝にやることを早く終わらせて読むということを選択し、見事達成できたのだ。
親に言われたからではなく、
叱られるからでもなく、
自分で「○○したい」と思い、
どうすれば○○ができるかを考え、
実際に行動する
そういうことの積み重ねが彼女の行動原理になっていくのだろう。
自分で考えて動く、試行錯誤をしていくためには夢や好きなこと、やりたいことから生まれる目標が必要なのだ。
夜中に親に隠れて暗闇の中、テレビにイヤホンを繋いでゲームをしていた僕が今どんな人間なのかは言葉では言い表せないけれど笑
娘はどんな大人になるんでしょうかね。