うちの娘の話。
トーマス、プリキュア、ラブパトリーナ、パウパトロールときて、次はラブライブ!にハマっている。なんでも保育園の女子会メンバーが観ているからだそうで、今ではオープニングの曲を口ずさんでいる。
この連休中はほとんど外出しなかったのだけれども、車で波止場まで行って散歩したり、自転車の練習をしたり、家で工作や絵の具をして過ごした。
最近は自分でハサミとノリとテープを使って勝手に工作をする。
保育園で制作した鯉のぼりを家族全員分作ってくれた。
父作製の兜に絵の具で色を塗ると、「もっとやりたい!」とのこと。兜の色塗りのはずが、いつの間にやら絵の具を使ったお絵かきになり、1枚、2枚と作品は増えていった。そしてそれを真似する弟。気がつけばパレットは全て埋まり、いつの間にか娘が自分で筆を洗いにいっていた洗面所の壁は大変カラフルに笑
洗面所の壁の件の注意を膨れっ面で聞き、注意が終わるや否や即座に「スマホのゲームがしたい」とせがむ笑
しかし、この夢中になる力はどこからくるんだろうか?と考えて、その問いかけの間違いに気づく。思い起こせば自分も「かつては」そんなふうにいろんなことに夢中になっていたはずだ。
・なんであんなに聖闘士星矢が好きだったのか?書いたかったおもちゃが保育園のバザーで売り切れて泣いている記憶がいまだに残っている。
・レンジャーものの本を一言一句暗記してるのに母親に本読みをせがみ、読み間違いを指摘していた僕はなんなのか…笑
・1人しかコントローラーを操作できないのに、クロノトリガーのラヴォス戦を手に汗握りながら3人で観戦したのはのはなぜか?
子どもは夢中になる天才だ。
そして何にでも夢中になれる。
でも、いつしか、何事にもは夢中になれなくなる。
努力する天才という言葉が頭をよぎる。
でもそう呼ばれる人たちは努力しているんじゃなくて、夢中になってるだけなんじゃないだろうか。
子どもたちが夢中になれるものを大切にしたいなぁと思う。
でも汚れた洗面所やおもちゃの散らばった床を見て、もうちょっとなんとかならないのかとも思う。
「片付けなさい!」と母親に叱られながら、今日もウチの夢中になる天才たちの快進撃は続いていく…はず。