職場では教務主任の先輩が「ストレスチェックの結果が過去最低や!」と言われるので結果報告書を見せあってみると自分の方が高かったという残念な結果を受けて考えたことについての話。
心身のストレス反応が92.0(学校平均は57.0で、77以上が良くない、最大値は116)だった。
ストレス要因は、「仕事の裁量度が低い」「職場の対人関係でのストレスが大きい」という結果だった。
ストレス反応について、心理的反応では活気がなく、疲労感、不安感、行つかんも強いと言う結果が出た産業保健スタッフに相談するなど早めの対処を勧められた。
身体的反応では様々な不調を感じているという結果が出て、よく寝れていないとのこと。このような状態を放置する事は良くないので症状が辛いと感じていれば医療機関の受診をお勧めしますと書かれていた。
正直、思い当たる節は沢山ある。
ちなみに結果報告書にはストレスを感じにくくなるもののとらえ方(自分の認知の癖に気付き、それに自分自身で反論することで、もののとらえ方を少し変える)やストレスに強くなる気持ちのコントロール(アンガーマネジメント)などの方法も記載されていた。
SSTの一環で子どもたちに指導してるから知ってるし、普段から実践してるつもりなんだけどなぁ…。
なにやら皮肉めいたものを感じてしまった。
このストレスチェック、以前も数値が悪く産業医の面談を受けたことがある。
中間管理職をしていた地獄の3年間のときだ。
産業医との面談では「大変ですねぇ」と繰り返されるばかりだった。
仕事量の話(当時は子どももおらず今より残業時間が多かった)を聞かれて答えても「大変ですねぇ」
身体の不調を伝えても「大変ですねぇ」
苦労することを話しても「大変ですねぇ」
もうどうしても無理になってしまった同僚がいて、見かけるだけで胃が痛くなったのだが、その話をしても「大変ですねぇ」
そして、そんな相手に対して「相手も何か原因や認知の傾向があるから、あなたの考え方を変えてみてはどうですか?」
と言われ、そんな余裕などなかった当時の僕は「無理です」と返事を返す。
そして医師の「大変ですねぇ」で面接の幕は閉じた。
何かが変わるかもしれない、ヒントがもらえるかもしれないと希望を持って臨んだのに、逆にストレスを溜める結果になってしまった。
今なら凝り固まった僕の考え方や認知の傾向を変えようとしてくれていたのだとわかるのだけれども、20分という短時間で、関係のできていない医師との面談では限界がある。
なんてことを考えながら、そんな地獄の3年間でストレス耐性や認知のコントロール、諦めること、アンガーマネジメントなどのスキルを身につけたと思っていたのだけれど、身体に不調が出ているようだ。
やばい。
どうにかしないといけない。
身体は衰えていく一方なのだし。
もう若くはないのだし。