メガネくんのブログ

何となく日々思ったことを書いていくブログです。教育や本の感想なんかも書いてます。表紙の画像は大体ネタです。

アレが再開/完結するまでは…と思いつつ

f:id:megane_kun_ha107:20240326084205j:image

今週のお題「卒業したいもの」について。

 

「卒業したいもの」と聞いて真っ先に浮かんできたのが週刊少年ジャンプだ。

もう端から端まで何度も読み返すことはないのだけれども、未だに惰性で買い続けている。

 

僕がジャンプに出会ったのは小学3年生の頃だろうか。

同じく惰性でジャンプを購入していた父親が、部屋に置いているジャンプをこっそり読み耽った。

確かジョジョは3部で、ドラゴンボール幽☆遊☆白書が連載していた。

間もなく父はジャンプの購読をやめてしまうが、僕は変わらずジャンプを購読している友だちの家へ行き、文字通り隅から隅まで読み返した。もう今はジャンプ情報局の投稿作品を見てあんなに笑い転げることはないんだろう。

大人になることはちょっと悲しいことだ。

 

高校生になるとコンビニで立ち読みする日々が始まった。

月曜日はジャンプとヤンマガ、スピリッツ

火曜日はプレイボーイとスーパージャンプ、時々月ジャンと月刊マガ

水曜日はサンデーとマガジン

木曜日はヤンジャン

金曜日はヤングアニマル

あの頃は自分は散々立ち読みしていたのに、同じように周囲で立ち読みしているサラリーマンに憤りを感じていた。

「稼いでいるんだから立ち読みせずに買えよ!」と

そのルーティンは大学生でも社会人になってからも続いた。

特に大学の頃は近くのコンビニへ行くと見知った顔が立ち読みしていたし、その頃絶頂期を迎えていた刃牙のネタバレ合戦を毎週のようにしていた。

 

働き出してからは、社会人の現実を思い知った。そう、立ち読みしている漫画を全部買うのは無理だと。

申し訳程度に週刊少年ジャンプだけは購読するようにした。

「コンビニさん。全部は無理だけれど、ジャンプは買うから他の立ち読みは見逃してね」

声に出したことのない僕のこの想いは、店長に届いていたのだろうか…

 

その時から惰性でジャンプを買い続けている。

BLEACHNARUTO、トリコ、こち亀太臓もて王サーガネウロボーボボソワカ、アイシールド、BLACK CAT、PSYEN、スケットダンス、いろんな漫画との別れがあった。

僕の中の全盛期から残っているのはワンピースとHUNTER×HUNTERくらいだろうか。

 

ワンピースが完結するまでは、

そしてHUNTER×HUNTERが再開するまでは、

そんな卒業への思いがある。

 

 

ところが最近小1の娘が僕の買って帰るジャンプを読み始めた。

アオのハコや夜桜さんちの大作戦、ロボコなんかを読んでは、僕にネタバレしてくる。

その嬉々としてジャンプを読み耽る姿に、過去にジャンプを買って帰ってきた父親はこんな気持ちだったのかと考える。

 

どうやら考えていた卒業はまだ少し先になりそうだ。