血液型の話。
最近は血液型のことを言うとブラハラ(ブラッドハラスメント)と言われるそうだが、あえて血液型について語る。
僕はB型、妻はO型だ。
血液型の話をすると、大抵B型批判が始まるので「ブラジルの人はほとんどがO型!血液型占いを信じてるのは日本、中国、韓国ぐらい!血液型占いに根拠はない!」と反血液型占い派に立つ僕だけれども、僕と妻の生活の違いは血液型占いの特徴に該当することに異論はない。
局地的にこだわりがちな僕とこだわらない妻。
以前、ブログでハンガーの向きとカラーハンガーの並び順にこだわる自分のことを書いた。
あのときも妻はハンガーの向きやカラーハンガーの並び順にこだわらなかったし、そのおかげで僕は少し自由になれた。
今回発見したのは、牛乳パックの切り方である。
僕が幼少期から本格化した牛乳パックリサイクル。小学生の頃は牛乳パック20枚で牛乳パック1本と交換してくれるというサービスがあった。
ミニバスの監督から「身長を伸ばすために給食の牛乳はおかわりしろ!家でも牛乳パックを1日1本飲め!」と言われていた。
なので毎日牛乳パックをチョキチョキ切っていた。
切り方はこうだ↓
なぜなら牛乳パックの表紙にこの形が示されているからだ。
僕はこの形が正解なのだと信じて疑うこともせず、妻と結婚するまでせっせと牛乳パックを切り続けた。
それに対して妻の切り方はこうだ↓
公式ではないと感じたこだわる派の僕が「なぜわその切り方なのか?」と問いかける。
妻の答えは「楽だから」
・・・僕が信じていた正しさとはなんだったのか???
こだわらない妻は、牛乳パックの表面と裏面にも無頓着なので、こうにもなる↓
もちろん、妻はそんな違いは気にしない。
切った牛乳パックをまとめる紙袋に入れる向きも統一しない。
でも冷静に考えてみたら、リサイクルするのに牛乳パックの切る向きは関係ない気がするし、全ての人が見本通りに切るわけでもない。
何よりハサミを持ち帰る必要がないので、「正しさ」よりも「楽さ」に価値観を変え、今や僕も妻方式で牛乳パックをチョキチョキしている。
最近では「楽」に価値をおいて、仕事で学んだ構造化を我が家に取り入れるこだわりがムクムクと出てきている。
「楽」に重きを置きつつ、でも「楽」にはこだわらないのが妻なので、またそれはそれですれ違いが起きるのかもしれないけれど。