赤ちゃんの話。
先日３人目の子が生まれた。
昔とった杵柄というものなのか、オムツ替えも抱っこもお風呂も忘れていたようですぐに思い出してなんとなくできてしまう。
育児のアレコレは手続き記憶的なものなのかもしれない。
抱っこで寝かしつけるときのコツみたいなものはすでに掴んでいる。
①肩の力を抜く（そのために適宜息を吐いて脱力を意識する）
②自分のお腹に赤ちゃんの体重をのせる
③やや膝を曲げ、上下に揺らしながら左右にも揺らす
コレでしばらくすればスャスャ寝息をたててくる。
しかし油断禁物。
ここですぐにベビーベッドに置いては、背中のスイッチが押されてしまう。
そこで、
④まずは赤ちゃんの腕や脚が脱力されだらんとなっているかを確かめる。
⑤そして１、２回はお腹から離して様子をみる。
⑥完全に寝入ってなければここでビクッとなるはずなので、また元の姿勢に戻して揺らす。
まるでハンチョウの風邪撃退法みたいだ。
そう、腕のだるさから「もう寝ただ方」と思い込んですぐに置きたくなる気持ちはよくわかる。
でも完全に寝かせていなくて置く→背中スイッチで起きる→また寝かしつける→置く→起きるの負のスパイラルに入ることを思えば、遠回りのようでこれがベストなやり方なのだ。
続いて
⑦お腹から離しても寝入っているのが確認できたら
⑧先に頭の側をベッドに置く（背中・お尻側の下にはまだ手を入れて置く）
⑨置いたときに起きかけたら、背中・お尻の手でトントンし、眠りに誘う
⑩成功しても、すぐに布団はかけず見守る
そして
成功を確認してから布団をそっとかけるのだ。
これこそが必勝パターン
そう信じていたのだが、思わぬ伏兵がいた。
…ウンチ暴発だ。
３人目は、かなりの快便かつこまめに排便する。
そしてお尻が敏感らしく、ちょっとでもウンチが出たら不快感で起きてしまう。
だが寝入っていくときの気持ちよさでウンチが出てしまうのだ。
ベッドに置くまでは完全に寝入っているのに、起きる
→オムツを確認するとウンチが出ている
→オムツを交換して寝かしつけ
→抱っこで寝入る（このときにすでに気持ちよさからうんちがでている）
→ベッドに置く
→起きる
→またオムツ交換
→…という暴発に必勝パターンは崩された。
結局、その夜は暴発が３度続いているうちに授乳タイムに入りＴＫＯ負け。
妻と交代した。
リリーフを送られ、マウンドを降りるピッチャーのような気持ち。
次こそは…
次こそは…
そう思っていたら今夜は普通に寝た笑
勝ち越しできるのか。
３人目との勝負は続く…のか？
