本の話。
「ムーブユアバス(ロン・クラーク/橘明美)」 という本を職場の年下上司に勧めてみた。
この本については以前にもブログで書いた。
『ムーブ ユア バス』ランナーがいない組織はどうなるのか - メガネくんのブログ
今の職場のチームは、ほとんどみんなが前を向いていて、特に若い人たちが熱意と意欲を持って取り組んでいる。チームみんなで支え合おうという意識も共有できている。新参者ながらとても心強く思っている。
子どものことについてみんな大好きで語り出したら止まらない。そのせいで帰るのがちょっと遅くなってしまがちだ。
でもやはり全員が同じ方向を向いてとはならない。高齢だからか。いや、高齢でも、あふれる熱意を持っている目標にしたい先輩はいる。
問題はそのライダーにかける手間、コストと心理的な負担なのだ。
相担任の先輩は、「あの人たちいいよね。ちょっといつもより連絡帳をあっさあ多く書いたからって『ありがとうございます』って言ってもらえて。私のときは言うてくれへんやろ。」と言っていた笑。
そして何かトラブルが起きたときの対応や、2度3度と同じ説明をすること、いろんなことを指摘しても直してくれないことを重ねていくと、だんだん「自分(と相担任)がやった方が早いし効率いいし疲れないのでは…」と思ってしまう。もちろんそうはせずに、任せてお願いするのだけれども…。
管理職からは「いろいろな人がいるのはわかるけれど、子どもに関わることだからチームとしてどうするかを考えてほしい」と言われる。その立場はわかるし、個人へ責任を追求するのではなく組織としてどうするのかという話もわかる。講師不足が現実問題となっている今、辞められたら物理的に学校を回せなくなると言うのもわかる。
でも、それでも、「わかっているよ」という一言やその想いが伝われば…こちらの想いも変わると思うんだろうけどなぁ。
はぁ…今年もあとちょっと…頑張ろう…ぼちぼちと。