メガネくんのブログ

何となく日々思ったことを書いていくブログです。教育や本の感想なんかも書いてます。表紙の画像は大体ネタです。

天使たちと触れ合う時間が無くなる

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僕には4歳の娘と2歳の息子がいる。

毎朝、時間に追われながら検温と朝食、着替えなどをこなし、イヤイヤ期真っ盛りの息子の意思を可能な範囲で尊重しながら(この服は嫌だとか、靴は自分で履きたいとかいう主張)保育園へ送り、預ける。それが毎日の日課だ。

娘が保育園に入って4年目、それなりに先生とも周りの子どもたちとその保護者さんとも関係ができてきた。多分、支援学校の教員という職業柄なのかもしれないが、子どもたちの様子がとっても気になるし、個人的に子どもが好きなのでよく話し遊ぶのだ。参観も毎年参加し、子どもたちと一緒に楽しませてもらっている。

 

それが、今年の新型コロナウィルス関係の休園、そして再開初期には、園の奥に立ち入ることはできず、玄関あるいはドアの前で子どもを受け渡すようになってしまった。

確かに着替えなどの用意をする時間は減って、余裕をもって出勤できるようになった。

でも、嫌だ嫌だパパがいいと喚き散らす娘をあやすことも、保育園のキッズたちと触れ合うことも(彼らは僕のことを友だちと思ってくれているようで気軽に接してくれる、それがまた娘の独占欲を刺激してしまうのだけれども笑)、おもちゃに夢中であいさつすら返してくれない息子にアピールすることも…なくなってしまった。

正直言って、子どもたちと関わる時間が減り、とても淋しかった(なにをしに保育園に行っているのかという話ではあるが)。

 

それが徐々に緩和され、もちろん前ほどの接触は避けながらにはなるのだけれども、朝のキッズたちとの触れ合いが再開し、環状線を組み立てる男の子に芦原橋はどこ?今宮は?とマニアックな質問をしたり、娘の友だちとなわとびダンスを踊ったりと、束の間の触れ合いを楽しんだ。

 

それが、先週から同じ市内の施設でクラスターが発生したため、以前と同じ受け渡し方式になってしまった。

あぁ寂しい。

この心の隙間をどうやって埋めたらいいのか。

家に帰れば我が子たちは大抵パパよりもママを選ぶ。なんてこった。

願わくば、失われた天使たちと触れ合う時間が戻るのを求めて…

 

余談だが、保育園のお便りには「いつ新型コロナウィルスの感染者が出てもおかしくない状況ではありますが、人間に配慮した上で感染が広がらないための精一杯の対応をさせてもらいます」と園長先生の言葉があり、系列の病院に相談しながら、日々の対応を進められていることにとても敬意を抱いている。

根拠もないのに「絶対に感染者を出さない」という強い気持ちでと檄を飛ばしていたうちの社長を思い出してちょっとなんだかなと思ってしまった。

子どもたちが大好きな、のびのび過ごせる環境と関わりをいただいている保育園に感謝!!