本の感想。
「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった(岸田 奈美)」 という本を読んだ。
いやー面白い、いっぱい笑った。そして泣いた。
一瞬で岸田奈美さんのワールドに引き込まれてしまいました。
最高でした。
そしていろいろと考えさせられました。
支援学校で働く教員として、ダウン症の弟さんの話から、生きていくのになにが大事なのかを考えさせられました。
読みながらいろんなダウンの子たちが浮かんできて、ふふっと笑っちゃいました。
弟さんの期待させといて意外とクールな態度にあれっとなるのはあるあるです。
本のページ番号は(これ文字の読み書きができない弟さんが書いてるんですよ!)、208から209の縮んでジャンプしてるみたいなのが僕のお気に入りです。はさまれた写真もめっちゃいい顔です。
沖縄やアメリカへの旅行の話は、車椅子になった聴覚障がいのおじいちゃんのボランティアで、グアムに旅行したことを思い出させてくれました。手話も英語もカタコトやのに、中華料理屋を探させられたり、ビーチに車椅子で突っ込んだり、水中水族館の螺旋階段を抱っこで登り降りしたりしたのが走馬灯のように流れた。
娘と息子の2人の子がいる父親として、僕が子どもに先立つときのことを考えさせられました。
残された娘には「大丈夫やで」と僕も伝えてようと思う。
多分、その後のことはこの本が教えてくれる、知らんけど。
まぁ嫁にもこの本勧めといたんで。
いつもの本の感想とは違います。
なにが言いたいのかと言うと、この本めっちゃオモロいからオススメですよー!!!ということです。
騙されたと思ってぜひぜひ読んでみてください。めちゃ面白いです!!!
以上。