メガネくんのブログ

何となく日々思ったことを書いていくブログです。教育や本の感想なんかも書いてます。表紙の画像は大体ネタです。

どんどん悪くなるのが当たり前

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最近、身体が弱ってきた気がする。

子どもが保育園に通うになってからはよく風邪を引くようになった。

魑魅魍魎のようなウィルスが溢れる保育園(大半の子どもが鼻水を垂らしている)では、まるで蠱毒のように凝縮された強力な菌が生まれ、子どもたちが我が家にソイツを持って帰ってくるのだ。

保育園に行きはじめてから風邪を引くのは子どもだけではない。

ストレスからくる身体の不調や頭痛も時折ある。

まぁ医師に全てはストレスですよといわれる - メガネくんのブログでも書いたように、このストレス社会でストレスを避けて生きていくことは難しいのだが…

それだけではなく肩こりや腰痛も強くなった。もちろん幼い子供たちを抱っこやおんぶしているのが原因でもあるだろう。

それに運動する機会は減るし…身体は弱っていく一方だ。

時間が進むにつれて強さがインフレしていくのは漫画の中の世界だけのようだ(あの金色のファルコが名も無き修羅にやられるなんて…)。

 

10代の頃は毎日部活していたし、体育館の使えない週2日はランニングと筋トレに励んでいた。

そんなこともあり自分の体が弱いと思った事はそこまでない。

働きだして、25歳を過ぎた頃からちょっとお腹のぷっくりが目立ちはじめ、腹筋をして凹ませるまでの時間が短くなった。激しい運動した後の筋肉痛が見られるようになった。

いわゆる老いを実感しているのだが、そんな話をすると、30代の先輩からは30を超えるとまた違うと言われ、40代の先輩からはいやいや40を超えるとそんなもんじゃない、50代の先輩からは…といった感じで、まだまだこの先のステージがあることを予言されていた。

今は30代の半ば。このままどんどん身体は弱っていく一方なのだろう。

先日、還暦前の先輩と飲んだ時に言われたのが、「僕はもういつでも体調が悪いからね」「少々の風邪くらいはいつも通りと一緒だね」と言う衝撃の一言だった。

どうやら身体が弱っていくのも若い頃の自分を基準にしているからそう感じるようだ。

この先もどんどん悪くなっていくのが当たり前だという立場に立ってみると、感じ方も変わるのかもしれない。

 

そういえば以前、50代の職場の先輩が言っていた。

「僕たちはもう体の抵抗が下がってきているからインフルエンザになってもそこまで熱が上がらないし、何なら花粉症で出てくる鼻水や涙の量も減ってきた笑」と。

 

そう考えると、教育現場では最近環境が悪くなっているという風潮もある。

少子化の影響か、病休や産休・育休などの代替講師が見つからない、いや、講師自体が見つからずに定年退職した65歳とか70歳近い人にお願いすることもある。

「最近の若いヤツは…」というのは古代バビロニアから伝わる我々人類の悪しき伝統だが、教員採用試験の倍率が下がっているのをみると、教育現場に限らず、労働者の奪い合いは進み、その結果として魅力的と思われない職種では人材の質の低下が進んでいくのかもしれない。

そうなったときに、「昔はよかったのに」とそれまでのやり方を変えず、過ぎ去った過去ばかり見つめるのでは状況は一向によくならない。

どんどん条件が悪くなっていくのだから、そのあり方自体を見直そうという立場たたってみると、とるべき行動は変わっていくのかもしれない。

なんて漠然と考えてみました。