メガネくんのブログ

何となく日々思ったことを書いていくブログです。教育や本の感想なんかも書いてます。表紙の画像は大体ネタです。

読書

AIは万能ではないのだけれども非常に強力なライバルです。

本の感想。 ランキング参加中読書 『AI vs. 教科書が読めない子どもたち(新井 紀子)』という本を読んだ。 AI vs. 教科書が読めない子どもたち 作者:新井 紀子 東洋経済新報社 Amazon Kindle unlimitedで読みたかった本が読めるのはありがたい。 新井先生のこ…

子どもたちとわくわくを共有する至福の時間

本の感想。 ランキング参加中読書 「あそびのじかん(しみずみえ)」という本を読んだ。 あそびのじかん ― こどもの世界が広がる遊びとおとなの関わり方 作者:しみずみえ 英治出版 Amazon そっか、そうだよな。 変に小難しく考えていたものが一気にほぐれた…

知らないと言える環境は大事、子どもにも大人にも

本の感想。 ランキング参加中読書 「THE TEAM(麻野耕司)」 という本を読んだ。 THE TEAM 5つの法則 (NewsPicks Book) 作者:麻野耕司 幻冬舎 Amazon いろいろな学びがあったのだけれども、会議などの場で「無知だと思われる」「無能だと思われる」「邪魔だと思…

レンガを積むだけではモチベーションは上がらないし、崇高な理念だけではなにも前に進まない

レンガ積みの話。 世界中をまわっている旅人が、ある町外れの一本道を歩いていると、一人の男が道の脇で難しい顔をしてレンガを積んでいた。旅人はその男のそばに立ち止まって、 「ここでいったい何をしているのですか?」 と尋ねた。 「何って、見ればわか…

学びについての考察と、困難なことにも「受けたもーう」の精神

本の感想。 ランキング参加中読書 『ブッダが教える愉快な生き方(藤田 一照)』という本を読んだ。 ブッダが教える愉快な生き方 NHK出版 学びのきほん 作者:藤田一照 NHK出版 Amazon いろいろなことを示してくれる内容があった。 1つは学び方について。 私が…

溢れんばかりの正しさの主張の中からしないことを選ぶ

本の感想。 ランキング参加中読書 「しないことリスト(pha)」 という本を読んだ。 しないことリスト 作者:pha 大和書房 Amazon 一番インパクトがあったのが最初の見開きのページ。 世の中に氾濫している「正しさ」に押しつぶされて息ができない、そんな感覚に…

自由の相互承認をする場としての学校を模索する

本の感想。 ランキング参加中読書 『勉強するのは何のため?(苫野一徳)』という本を読んで考えたこと。 勉強するのは何のため?―僕らの「答え」のつくり方 作者:苫野一徳 日本評論社 Amazon 学校は学ぶ場であり、「なぜ学ぶのか(もちろんその問いに対して…

妻への手紙

本の感想。 ランキング参加中読書 『ツバキ文具店(小川糸)』という本を読んだ。 ツバキ文具店 (幻冬舎文庫) 作者:小川 糸 幻冬舎 Amazon 代書屋という誰かの代わりに手紙を書く仕事をしている女性、鳩子が主人公の物語だ。 離婚の挨拶文、かつての幼馴染み…

人と人との関わりが織り重なってその人を紡いでゆく

本の感想。 ランキング参加中読書 『木曜日にはココアを』という本を読んだ。 木曜日にはココアを (宝島社文庫) 作者:青山美智子 宝島社 Amazon ココア、幼稚園、結婚、青い下着、新婚旅行、サンドイッチ、魔女、緑、ジャカランダとサクラ、そして恋文、それ…

利用者と支援者という固定観念の枠を取っ払う

本の感想。 ランキング参加中読書 『ソーシャルファーム(NPO法人コミュニティシンクタンクあうるず)』という本を読んだ。 ソーシャルファーム〜ちょっと変わった福祉の現場から〜 創森社 Amazon その前にもソーシャルファームに関連する本を読んだのだけれど…

回らない組織や失敗を個人だけの責任にしないために

本の感想。 ランキング参加中読書 『「かまってちゃん」社員の上手なかまい方(大野萌子)」』と『心を折る上司(見波利幸)』という本を読んだ。 「かまってちゃん」社員の上手なかまい方 (ディスカヴァー携書) 作者:大野萌子 ディスカヴァー・トゥエンティワン Am…

不自由な旅の思い出『ライフトラベラー』

本の感想。 ランキング参加中読書 『ライフトラベラー 人生の旅人(喜多川 泰)』という本を読んで思ったこと。 ライフトラベラー 人生の旅人 作者:喜多川泰 ディスカヴァー・トゥエンティワン Amazon 旅の話かと思いきや人生の話。 いや、LIFE IS JOURNEYとい…

『親は子に何を教えるべきか』

本の感想。 ランキング参加中読書 「親は子に何を教えるべきか(外山滋比古)」 という本を読んだ。 親は子に何を教えるべきか (PHP文庫) 作者:外山 滋比古 PHP研究所 Amazon 1991年のことだから随分と前の本である。 でも家庭でのしつけの肩代わりを求められる…

目指すべきは子どもの「より良い状態」

本の感想。 ランキング参加中読書 『ひきこもりはなぜ「治る」のか?(斎藤環)』という本を読んだ。 ひきこもりはなぜ「治る」のか?―精神分析的アプローチ (ちくま文庫) 作者:斎藤 環 筑摩書房 Amazon いくつか忘備録的に。 不登校やひきこもりに関しては、何が…

そして僕らは今日も「きっつー」と言って荒波を乗り切る

本の話。 ランキング参加中読書 『ぼくは会社員という生き方に絶望はしていない。ただ、今の職場にずっと……と考えると胃に穴があきそうになる。(フミコフミオ)』という本を読んで考えたこと。 ぼくは会社員という生き方に絶望はしていない。ただ、今の職場に…

頭でっかちで動かないより、行動する人になりたい

「インスピレーションが浮かぶのを待っていてはいけない」という写真作家のチャック・クロースの言葉から。 写真作家のチャック・クロースは「インスピレーションが浮かぶのを持ってはいけない」とアドバイスする。もっともよいアイデアは、常に作業をする過…

見方が変われば全てが違って見える「後回し」にしない技術

本の感想。 ランキング参加中読書 『「後回し」にしない技術(イ・ミンギュ)』といく本を読んだ。 「後回し」にしない技術 作者:イ・ミンギュ 文響社 Amazon 自己啓発の本なのだろう。 何冊かの自己啓発の本を読んできた僕には馴染みの深い習慣もあった笑 人間…

家庭が子どもの心を作っている

本の感想。 ランキング参加中読書 『普通のお母さんが「特別支援学級」で働いてみました。 特別支援学級から見た子ども達(菊地 たか子)』という本を読んだ。 普通のお母さんが「特別支援学級」で働いてみました。 特別支援学級から見た子ども達 作者:菊地た…

力で抑えつけ動かすのではなく、その子が考えるために『ほめて伸ばすコーチング』

本の感想。 ランキング参加中読書 『ほめて伸ばすコーチング(林 壮一)」という本を読んだ。 ほめて伸ばすコーチング (講談社+α新書) 作者:林壮一 講談社 Amazon 僕自身も小学校からミニバスをやってきた。 小学校でも中学校でも県内トップクラスの実力だっ…

強く正しい正義感という厄介な価値観

本の話。 ランキング参加中読書 『いい子に育てると犯罪者になります(岡本茂樹)』という本を読んで考えたこと。 いい子に育てると犯罪者になります (新潮新書) 作者:岡本 茂樹 新潮社 Amazon 僕たちの個人の価値観は親など周りからの影響がとても強いものだ…

間違いを犯したときに必要なのは反省ではなく…

本の感想。 ランキング参加中読書 『反省させると犯罪者になります(岡本 茂樹)』 と『発達障害と少年犯罪(田淵 俊彦/NNNドキュメント取材班)』という本を読んだ。 反省させると犯罪者になります (新潮新書) 作者:岡本 茂樹 発売日: 2013/05/17 メディア: 単…

頑張っている子を応援したいという考えの死角

本の話。 ランキング参加中読書 『どうしても頑張れない人たち(宮口 幸治)」という本を読んで考えたこと。 どうしても頑張れない人たち―ケーキの切れない非行少年たち2―(新潮新書) 作者:宮口幸治 新潮社 Amazon 宮口先生のケーキの切れない非行少年たちの…

10年前の自分を思い出す『夢追いかけて』

本の感想。 ランキング参加中読書 『夢追いかけて(河合 純一)』という本を読んだ。 夢追いかけて―全盲の普通中学教師河合純一の教壇日記 作者:河合 純一 ひくまの出版 Amazon 筆者は全盲の新任社会科教員で、アトランタパラリンピック競泳100メートル、50メ…

みんなが誰かに与えることができるなら世の中はちょっと変わるかもしれない『ギブ&ギブの法則』

本の話。 ランキング参加中読書 『「いいこと」を引き寄せるギブ&ギブの法則(志賀内泰弘)』という本を読んで思ったこと。 「いいこと」を引き寄せるギブ&ギブの法則 作者:志賀内 泰弘 発売日: 2016/07/20 メディア: 単行本 この本はフィクションだ。ちょっと…

4つの自立を目指して『正しいパンツのたたみ方』

本の話。 ランキング参加中読書 『正しいパンツのたたみ方(南野 忠晴)』 という本を読んで思ったこと。 正しいパンツのたたみ方――新しい家庭科勉強法 (岩波ジュニア新書) 作者:南野 忠晴 発売日: 2011/02/19 メディア: 新書 もう10年も前のことだけど、教諭…

通訳者あるいは翻訳者として『ニューロダイバーシティの教科書』

本の感想。 ランキング参加中読書 「ニューロダイバーシティの教科書(村中直人)』のいう本を読んだ。 ニューロダイバーシティの教科書: 多様性尊重社会へのキーワード 作者:直人, 村中 発売日: 2020/12/11 メディア: 単行本 筆者の村中さん(いつも通り直人…

僕もこの世を旅立つときは娘に「大丈夫やで」と言おうと思う、あとはこの本が伝えてくれるはず

本の感想。 ランキング参加中読書 「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった(岸田 奈美)」 という本を読んだ。 家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった (コルクスタジオ) 作者:岸田奈美 発売日: 2020/09/23 メディア: Kindle版 いや…

『ファンベース』これは生身の相手との付き合い方だ

本の話。 ランキング参加中読書 「ファンベース(佐藤 尚之)」 という本の感想。 ファンベース ──支持され、愛され、長く売れ続けるために (ちくま新書) 作者:佐藤尚之 発売日: 2018/02/22 メディア: Kindle版 商品や企業の売り上げを見てみると、少数のファン…

歴史とはこういった瞬間の積み重ねなのかもしれない『見はてぬ夢を」

本の感想。 ランキング参加中読書 「見はてぬ夢を(山本優子)」という本を読んだ。 見はてぬ夢を―「視覚障害者」の新時代を啓いた左近允孝之進の生涯 作者:山本 優子 メディア: 単行本 左近充孝之進(さこんのじょうこうのしん)という人の一生を描いた小説だ…

『フランス人は10着しか服を持たない』日々の生活に喜びを見出だす

本の感想。 ランキング参加中読書 「フランス人は10着しか服を持たない(ジェニファー・L.スコット/神崎朗子)」 という本を読んだ。 フランス人は10着しか服を持たない 作者:ジェニファー・L・スコット 発売日: 2015/04/22 メディア: Kindle版 タイトルからは…